Ken Sakaiのブログの紹介!
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娘のアルバイト
July 29, 2005
私の一人娘のまりえ(漢字で書くと、真理恵)が、大学の1年目を終えた今年の5月エンドから、本日(7/29)まで、私の会社で、アルバイトをしました。
親の経営している会社で自分の子どもを働かせるというのは、当初ちょっと不安な気持ちがしました。自分の子どもだからといって、特別扱いや特別待遇などは出来ないし、会社で働いている社員の人たちは皆どう思うだろうかとか、きちんと対応してくれるのだろうかと、私も親馬鹿なものですから、心配していました。
でもフタを開けてみれば、社員の人たちは皆、娘に対して、やさしく親切に対応してくれましたし、セールス・マネージャーのきちんとした指導のもとで、セールス・アシスタント的な仕事をこの期間やってくれました。
以前、ある人事関係のセミナーに出席したときに、講師の先生(ロッシェル・カップさんだったように思うのですが)から、もし自分の妻や子どもが自分の会社で万一仕事をした場合、正当な待遇を受け、毎朝会社に行くのが楽しいという職場を築いていますかという質問をセミナー参加者全員が受けていたように記憶しています。
まさに、現実としてそのような状況に期せずして、自分の会社でもなってしまったわけでしたが、社員の人たちの娘に対する対応などを見て、自分自身が逆に社員から会社の評価を受けているのではないかという気持ちにさえなりました。
弊社も以前から比べますとよい社員が入社してきてくれて、しかも少しづつではありますが、よい社員の人たちが定着してくれていますので、今の弊社の業績を支えてくれる、まさに大きな原動力になってくれています。
娘も、セールス・アシスタントとして、短い期間ながらも、弊社のセールス・マネージャーから学んだことは、いろいろとあったようで、満足して、8月中旬から始まる大学2年生の新学期にこれから備えようとするところです。
しかし、親としては、娘を会社の中でも甘やかしてしまっていたと大いに反省をしておりますし、来年は、他人の会社で、もっと厳しく仕込んでもらわないと駄目だなということも娘には言ってきかせようと思っています。
それでも、娘が働いてくれた期間は、社内も和やかであったような気がしましたので、社員の人たちにもこの場をお借りして、協力してくれたことを心から感謝したいと思います。
Sarah McLachlanのCD
July 26, 2005
6月の「父の日」に娘からプレゼントとしてもらったSarah McLachlanのCDをここのところ毎日、オフィスまでの車での通勤時間に聴き入っています。
彼女が最近出したCDで、タイトルは、"After Glow"。私は、早くから彼女のファンでして、今回のCDは、最も密度の濃い最高傑作だと思い、飽きもせず、繰り返し繰り返し、同じCDを聴いてばかりいるのです。
彼女独特の精神世界と詩作並びに曲作りは、まさに比類無くユニークなもので、彼女の新しいCDが出されるたびに感じる、斬新で、骨太なソングライティングには、本当に圧倒されてしまいます。
彼女は、このCD製作を前後して、最初の赤ちゃんもお生まれになったということで、彼女の幸せそうで、自信に満ちた写真がCDのアルバムの中に何枚も掲載されているのも今回とても印象的です。
曲想や作詞は、ちょっと暗く、けだるい感じもしますので、多分お好きな人とそうでない人にはっきり分かれてしまうのではと思いますが、まだ彼女の曲をお聴きでない人には、特にお奨めします。
あと10年ぐらいしたら、キャロル・キングやジョニィ・ミッチェルぐらいの確固としたポジションをポピュラーミュージックの世界で彼女はきっと築いているのではないかとさえ期待が持てます。
最近ここまで、CDを聴いて「ハマッた」ことはなかったものですから、ブログにも書いてみました。人間、歳月を重ねていくと、以前のようには、「はまる」ことも少なくなりますので、通勤時間は、彼女のCDのおかげで、本当にささやかなのですが、私のちょっとした至福の時間となりました。
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