会社沿革

パシフィック・ドリームス・インク (PDI) は、アメリカおよび日本企業に、迅速で精度の高い技術翻訳サービスを手頃な価格でお届けすることを目的に、ケン酒井とアイリーン酒井によって1992年に設立されました。長期的な顧客関係、各クライアント別に作成された豊富な用語集データベース、展開の速いハイテク業界での変化に対応するために最新技術を積極的に用いることで、現在の技術翻訳会社の地位を確立してまいりました。言語ソリューションおよび異文化コンサルティングにおける専門知識をもとに、PDIは単なる技術文書の翻訳を超え、様々な方法でお客様を支援させていただいております。たとえば、様々な異文化ビジネス・コミュニケーションとマネージメントに関するワークショップの提供などです。また、経営管理コンサルティングおよび人事管理コンサルティング、半導体部品の調達および輸出、クライアント先での日本語、英語のランゲージ・レッスンなども私どものサービスとしております。

ATA (アメリカ翻訳者協会)、JASO (オレゴン日米協会)、SEMI (国際半導体製造装置材料協会)のメンバーとして、PDIは最高品質の翻訳をお届けするために努力を重ねております。

各サービスについての詳しい内容につきましては、このサイトをご覧ください。質問やご依頼等がございましたら info@pacificdreams.org もしくはお電話 (503-783-1390) でお問い合わせください。

Pacific Dreams, Inc. の業務内容を教えて下さい。

弊社は、 1992年6月の設立以来、現在に至るまで主に3つの業務に注力してまいりました。ひとつは、技術翻訳業務であり、全体の約60%の売上を占めています。2番目としては、異文化コミュニケーションや人事(HR)管理を中心としたビジネス・コンサルティング業務が挙げられます。さらに3番目として、私自身が以前に半導体企業(米国三菱シリコン社)での技術者ならびに資材担当者であった経験や人脈などを生かしまして、半導体製造装置部品や材料、化学製品などの輸出入を行い、小さいながらも商社的機能のある業務も行っています。当初は、私と妻とで始めた零細企業でしたが、現在は、フルタイムの社員が、翻訳業務を中心にして10名勤めてくれています。

貴社の社風はどんな感じですか。

フレキシブルで、オープンなコミュニケーションのできる雰囲気があり、社員にはチームワークと協調性をベースとして仕事をする会社組織であることを求めています。服装も(私以外は)カジュアル・エブリディでありまして、女性社員が多いこともあり、オフィスの環境にも十分気を配り、清潔で安全で働きやすい、社員満足度の高い職場を提供したいと考えています。そして単に働く場所を提供するだけにとどまらず、仕事を通じて自分の持つスキルやキャリアを成長させていくことのできる社風をこれからももっと築き上げていきたいと思っています。

貴社の求める人材像を教えて下さい。

翻訳業務といえども、弊社の特徴は、チームとしてまとまった仕事をすることにありますので、協調性を持ち、組織内にいる上司や他のチームメンバーと十分なコミュニケーションをとり、お互いを理解しあうということが重要な要件になるのではないかと考えています。翻訳をしている方々の中には、組織の中で他人とコミュニケーションを取ることが得意でないという人も散見されますので、いくら英語が好きで、翻訳の仕事をやりたいといわれても、その辺が弊社でやっていける人材かどうかの大きな別れ道になるものと思います。

アメリカでのビジネスの難しさは日本と比べるとどんな事ですか。

日本人がアメリカで会社経営をしていますので、どうしてもニッチ(隙間)的な業務になりがちで、マーケットもきわめて限定されています。必然的に会社を大きく発展させていくということは、小さなマーケットの中では非常にエネルギーのいることであるということを常日頃、感じております。また、人材の採用や育成は、多くの日系企業で直面している最も困難な課題なのではないでしょうか。優秀な社員を見つけ、採用し、そして正当な業績評価を行い、社員を長い間定着させるということが、日本に比べてアメリカにおきましては、はるかに難しいことであると申せます。

酒井さんが、 Pacific Dreamを設立された経緯について教えてください。

私が働いていた日系半導体製造メーカーのアメリカでの行く末は決して明るいものではないと予感していた(実際 2003年末にオレゴン工場閉鎖)のと、せっかくアメリカで働いているのだから、いつかは自分のビジネスを築き上げたいという気持ちをアメリカに来たとき(1987年)から抱いていましたので、妻とともに会社設立を決意しました。また当初から、私たち二人だけの会社にするつもりは毛頭なく、ビジネスを少しづつでも伸ばしながら、会社の発展を雇用という形で分かちあえるような組織にできたらと思っていました。また、語学と技術の両方に精通している人間というのは、当時も今もきわめて限定されておりましたので、私としては、技術翻訳業務を当初から弊社のコア・コンピタンス(中核事業)に選んでいたのは、現在に至ってもまさに正解であったものと自負しています。

クライアントとして、また社員としてアメリカ人と上手く働く秘訣はどんな事ですか。

アメリカ人は、オープンで率直なコミュニケーションを望んでいますし、それが彼らのカルチャーであるかと思います。ですからフィードバックやフォローアップを頻繁に行ったり、会社や個人のゴール設定やビジョンというものを相手にプレゼンしたり、明確に伝えることはきわめて重要です。わからないことや知らないことがあれば、すぐに質問をしてみる、あるいは自分のちょっとした思いつきでも構わないからアイデアを言葉に出して言ってみるというのは、日本人はどちらかというと不得意なのですが、これはアメリカ人と一緒に働く上では、決して避けて通ってはいけないことだと思います。言葉によるコミュニケーションをしようとする意志がなんといってもアメリカ人と働く中での決定的な成功要因になるのではないでしょうか。英語の上手い、下手はあまり関係ないものです。

アメリカで働きたいと思っている方にアドバイスをお願い致します。

アメリカのよいところ、そうでないところ、日本のよいところ、そうでないところを理解して、アメリカでも日本でも通用するような、その道のプロとしての人材になることをぜひとも目指してほしいと思います。日本人の持っている謙虚さを捨てる必要もないですし、アグレッシブになる必要も全然ないです。アメリカで働くことがご自分のこれから長い将来にかけてのキャリアアップにつながることを考えてみてほしいと思います。最初から自分のしたい仕事にすぐに就けるというわけでもないでしょうし、長期的な視野とプランとを持って、好き嫌いは言わず、まずは与えられた仕事から挑戦し、経験してみていってください。そのためには、身近にアドバイスをしてくれるメンター(親身になって相談に乗ってくれる経験者)みたいな人がいるとよいですね。もしそのような人がいれば、ご自分から出かけて行って実際にお話をおうかがいしてみるということが重要なヒントやアイデアが生まれるきっかけ作りになるような気がします。